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3Dプリンターで​グロースランプを​作る​方法

グロースランプは、3Dプリントで作るテーブルランプです。波打つフィンでできた丸いランプシェードが、暖かなLEDライトを囲んでいます。ブラウザでデザインして、お手持ちの3Dプリンターでプリントします。このガイドでは、スタジオでこのランプに使うツールと、プリントの設定を紹介します。

2026年10月26日公開17分で読めます

灯りをつけた、3Dプリント製のグロースランプ。波打つ白いフィンが、内側の光を受けて暖かく輝いている。
灯りをつけた白いグロースランプ。

グロースランプ​とは?

波打つフィンでできた丸いランプシェードが暖かなLEDライトを囲む、3Dプリントのテーブルランプ。ブラウザでデザインします。

灯りのともったグロースランプを上から見たところ。波打つフィンが頂上の中心から渦を巻くように広がり、オレンジ色に輝いている。
上から見ると、フィンは中心から渦を巻くように広がっています。

グロースランプは、Leoraのパラメトリックなランプデザインツール「スタジオ」を使って、ブラウザ上でそのままデザインできるランプのひとつです。このランプは自然から着想を得ています。一部の葉や花びらと同じように、フィンの縁は中央より速く育つため、育つにつれて波打ち、やがてランプの丸い形いっぱいに広がります。フィンをどこまで育てるか、何枚にするか、どう波打たせてねじるか、どんな色をまとわせるか、そして頂上に何を書き入れるかを決めたら、ファイルをダウンロードして、お手持ちの3Dプリンターでプリントします。

スタジオを開いたときのランプは、直径約169mm、高さ約159mmで、フィンは28枚です。ランプシェードはフィン、シェル、足元をまとめて一体でプリントし、別パーツのLEDハウジングを足元にロックして取り付けます。ライトはBambu LabのLEDランプキット001で、USBケーブル付きの5V・3Wの電球色LEDモジュールです。光はフィンのあいだからこぼれます。Leoraのランプデザインの旧バージョンでは、Creative CablesのPosaluceベースを使用しています。また、Creative CablesのSnakeBisコードセットでランプを使えるオプションも、近日提供予定です。

暗い色の棚の上、緑とクリーム色の葉をつけた植物のそばで灯るグロースランプ。
棚の上、植物のそばに置いたグロースランプ。

スタジオで​グロースランプを​開くには?

「モデル」ページでスタジオを開き、パネル上部に並ぶランプから「グロース」を選びます。

グロースランプを選んだスタジオ。3Dビューにランプが表示され、パネルには「育てる」「形」「スカルプト」「オーバーハング」「カラー」「ペイント」の6つのステップが並んでいる。
スタジオで開いたグロースランプ。このガイドで紹介するツールは、すべてパネルの6つのステップの中にあります。
  1. モデルページを開き、スタジオまでスクロールします。
  2. パネル上部の3番目のランプ「グロース」を選びます。
  3. その下にある「1 育てる」「2 形」「3 スカルプト」「4 オーバーハング」「5 カラー」「6 ペイント」の6つのステップを順に進めます。

3Dビューの下部には、ランプのフィンの枚数、ミリ単位の大きさ、そしてシェルの内側にサポートを付けてプリントするかどうかが表示されます。

各スライダーの値の横にある丸い矢印で、そのスライダーをリセットできます。3Dビューの上部にある「リセット」を押すと、確認のあとでランプ全体がリセットされます。

「育ててみよう」で​フィンが​波打つ​仕組みは?

フィンがどこまで育つかを決めます。0か月目は平らで、12か月目には育ちきります。育つにつれて縁が中央より速く成長するため、フィンは波打ちます。

「育ててみよう」で、0か月目の平らなフィンから、12か月目の育ちきった姿まで。

「育ててみよう」は、「育てる」のステップの最初のスライダーです。0か月目のフィンは平らです。育つにつれて縁が波打ち、フィンどうしが押し合い、ところどころでほかより外へ伸びていきます。12か月目には育ちきります。スタジオで開いたときのランプは、6か月目の「ふくらみ中」です。

同じグロースランプの0か月目、3か月目、6か月目、12か月目のレンダリング4点。平らなフィンから、育ちきって波打つフィンまで。
「育ててみよう」の0か月目、3か月目、6か月目、12か月目。

自然からの着想

自然界には、縁が中央より速く育つ葉や花びらがあります。ユリの花びらもそのひとつです。つぼみが開くとき、花びらの縁は中央より長く伸びてしわが寄り、その成長が花を押し開く助けになります。育っていく薄いシートの縁が、平らなままでは収まらないほど中央より長くなると、シートは平面から外れて曲がるしかありません。そのため縁は波打ち、巻いていきます。

「育ててみよう」は、この成長をすべてのフィンでシミュレーションします。どのフィンも最初は平らで、月を追うごとに縁が中央より速く育つため、波打ち、巻いていきます。フィンが混み合うところでは、互いにすり抜けることなく押し合います。スタジオはブラウザの中でフィンを育て、ひと月ごとの姿をすべて残しておくので、成長の過程を前後に行き来できます。

シャッフル

3Dビューの上部にある「シャッフル」は、同じ設定のまま別のランプを育てるので、フリルの出方が変わります。

「シャッフル」を押すたびに、同じ設定のまま別のランプが育ちます。

「密度」​「フリル」​「ふくらみ」で​フィンは​どう​変わるのか?

「育てる」のステップにある4つのスライダーで、育つフィンの枚数と波打ち方が決まります。変更するたびに、ランプはもう一度育ちます。

フィンを増やし、フリルを細かくしてから、ふくらみを加えて大きくします。変更するたびに、ランプはもう一度育ちます。
  • 密度

    働き
    ランプのフィンの枚数を決めます。
    範囲
    16枚から52枚まで(初期値は28枚)
  • フリル

    働き
    フィンの波打ち方を、少数の大きな波から、たくさんの細かい波まで変えます。
    範囲
    大きな波から細かな波まで(初期値は真ん中の「本来のまま」)
  • ふくらみ

    働き
    ランプ全体にわたって、フィンの一部をほかの部分より外へ張り出させます。
    範囲
    「なし」から「強い」まで(初期値は「なし」)
  • ふくらみの大きさ

    働き
    張り出す部分の大きさを決めます。小さなふくらみをたくさんにするか、大きなふくらみを少しにするかです。
    範囲
    「小さい」から「大きい」まで(初期値は「中」)
細かく波打つ40枚のフィンをもつグロースランプ。ところどころ、フィンがほかより外へ張り出している。横には「育てる」のステップのスライダーが並んでいる。
「密度」40、「フリル」は「最も細かく」、「ふくらみ」は大きめで60%。

「なめらかさ」​「ねじり」​「高さ」​「厚み」で​ランプの​形は​どう​変わるのか?

「形」のステップにある4つのスライダーで、フリルを落ち着かせ、フィンをらせん状に傾け、ランプを上へ伸ばし、フィンをプリントする厚みを決めます。

「形」のステップの「なめらかさ」「ねじり」「高さ」「厚み」。
  • なめらかさ

    働き
    フィンのフリルを、細かい波から順に落ち着かせます。フィンの輪郭とふくらみはそのままです。
    範囲
    「育ったまま」から「穏やか」まで(0%から100%)
  • ねじり

    働き
    ランプを軸のまわりに、上へ行くほど大きく回し、フィンがらせん状に傾くようにします。
    範囲
    左へ60°から右へ60°まで(初期値は「なし」)
  • 高さ

    働き
    ランプを上へ引き伸ばします。ソケット、LEDハウジング、内側のシェルの大きさは変わりません。
    範囲
    159mmから191mmまで(初期値は159mm)
  • 厚み

    働き
    フィンをプリントする厚みを決めます。
    範囲
    1.2mmから2.4mmまで(初期値は1.2mm)
背を高くしたグロースランプと、「形」のステップのスライダー。フィンの波は穏やかになり、らせん状に傾いている。
「なめらかさ」50%、「ねじり」右へ35°、「高さ」191mm、「厚み」2mm。

1.2mmのフィンは、0.4mmノズルの線3本分でプリントされます。フィンを厚くするほど硬くなり、光は通りにくくなります。

灯りのともったグロースランプのクローズアップ。薄い白いフィンが波打ちながら幾重にも並び、そのあいだから暖かな光がのぞいている。
光はフィンのあいだからこぼれます。

「高さ」を最大にすると、ランプは直径約169mm、高さ約191mmになります。プリンターに収まらなくなると、ダウンロード画面ではそのプリンターがグレー表示になり、押すと理由が表示されます。

フィンを​手で​スカルプト​するには?

「スカルプト」のステップでは、ブラシを使ってフィンを手で形づくります。フィンを引っぱったり、フリルを深くしたり穏やかにしたり、育ったときの形に戻したりできます。

「引っぱる」でフィンを引き出し、「波立てる」でブラシを当てたところのフリルを深くして、「ならす」で穏やかにします。
  • 「引っぱる」は、ブラシの下にあるフィンの部分を手の動きに合わせて動かします。ブラシを大きくするほど、より広い範囲を、より遠くまで動かせます。
  • 「波立てる」は、ブラシを当てているところで、フィンのフリルを深くします。
  • 「ならす」は、フリルを穏やかにします。
  • 「戻す」は、ブラシの下の部分を、育ったときの形へ近づけます。

「ブラシのサイズ」は16mmから80mmまでで、初期値は40mmです。キーボードでは、−キーと+キーで変えられます。「強さ」は10%から100%までで、ブラシがフィンをつかむ強さと、「波立てる」「ならす」「戻す」が効く速さを決めます。「元に戻す」「やり直す」「すべて消す」は、ツールの下にあります。

右側のフィンを手で引き出したグロースランプと、その横に並ぶ「スカルプト」のステップのツール。
「引っぱる」でフィンを引き出し、「スカルプト」のステップのブラシで波立ててから、ならしたところ。

ブラシの下の部分はブラシについて動き、そのまわりのフィンはなめらかに曲がって隣のフィンを押しのけます。手を離しても、与えた形はそのまま残ります。ランプがもう一度育つと、加えたストロークは新しいフィンの上で再現されます。

グロースランプを​少ない​サポートで​プリントするには?

「オーバーハング」のステップで、「限界」をお使いのスライサーのサポート角度に合わせ、「持ち上げ」を上げます。100%にすると、シェルの内側はサポートなしでプリントできます。

3Dプリンターは、各レイヤーを下のレイヤーの上に積み重ねていきます。そのため、外へ張り出して水平に近づきすぎた面の下には、支えるものが何もありません。そこにスライサーが追加するのがサポートで、プリント後に折って取り除く仮の構造です。Bambu Studioのガイドにあるとおり、どの面にサポートが付くかは、スライサーのサポートしきい値角度で決まります。

「限界」20°で下から見たあと、「持ち上げ」を100%まで上げると、シェルの内側にサポートは要らなくなります。
  1. 「4 オーバーハング」を開き、「オーバーハングを表示」を「オン」にします。サポートが必要になる部分が赤くなります。
  2. 「限界」を、お使いのスライサーのサポートしきい値角度に合わせます。10°から45°まで設定でき、初期値は20°です。ダウンロードするプロジェクトにも同じ角度が使われます。
  3. 「持ち上げ」を右へドラッグします。フィンの最も低い縁と、シェルの内側の天井が持ち上がり、最も傾いているフリルが落ち着きます。「オーバーハングなし」と表示される100%では、シェルの内側はサポートなしでプリントできます。
下から見たグロースランプ。「オーバーハング」のステップは「限界」20°、「持ち上げ」0%で、シェルの内側にサポートが必要だと表示されている。
「限界」20°で「持ち上げ」なしだと、シェルの内側、天井の下にサポートが必要です。

パネルには、残っているサポートが表示されます。「限界」の角度でサポートが必要なフィンの割合と、シェルの内側、天井の下にサポートが必要かどうかです。スタジオの初期値である20°では、フィンにサポートは要りません。「持ち上げ」の初期値は75%で、この状態ではシェルの内側にまだサポートが残りますが、100%にするとなくなります。外側では、スライサーがフィンの最も低い縁の下に小さなサポートをいくつか追加することがあります。

「持ち上げ」を100%にした同じグロースランプ。パネルには、20°で内側は「サポート不要」と表示されている。
「持ち上げ」を100%にすると、シェルの内側はサポートなしでプリントできます。

「限界」を高くするほど、ランプには厳しい条件になります。45°では、フィンの0.2%にサポートが必要になり、「持ち上げ」を100%にしてもシェルの内側にサポートが必要です。「限界」を下げるか、ランプを高くすれば、サポートなしでプリントできます。

プロジェクトではサポートをツリーサポートとしてオンにしたままなので、それでも必要な部分にはサポートが付きます。

グロースランプには​どんな​色が​あるのか?

オーガニック、ストライプ、単色の3つのスタイルがあり、スタジオの色はすべて実在するBambu Labのフィラメントです。

オーガニックのプリセット、2色のプリセット、続いてストライプと単色。

「カラー」のステップでは、まず素材をPLAかPETGから選びます。次に、ランプ全体のスタイルを選びます。

  • オーガニック:フィンに葉の模様で色を塗り分けます。「ロロロッサ」や「イチョウ」から「カラジウム」や「クロトン」まで、葉にちなんだ名前の9種類のオーガニックのプリセットか、「モンステラ」や「シーグラス」など5種類ある2色のプリセットから1つ選びます。
  • ストライプ:ランプの下から上へ重なる色の帯です。色の切り替えは、それぞれプロジェクトに正確な高さで設定されます。12種類のストライプのプリセットから1つ選び、「繰り返し」でパレットをランプの下から上へ1、2、3、4、8、16回繰り返せます。回数を増やすほど、ストライプは細く、多くなります。
  • 単色:写真の白いランプのように、ランプ全体を1本のスプールでプリントします。
グロースランプのレンダリング4点。あいだに青緑がのぞく赤いフィン、白い筋の入った緑のフィン、足元から上へ白・オレンジ・赤と重なるストライプ、そして白一色。
オーガニック(「ロロロッサ」)、2色のプリセット(「モンステラ」)、ストライプ(「残り火」)、単色(PLA ベーシックのジェードホワイト)。

パレットの色はそれぞれ1行ずつ並び、押すとランプのその部分に使う別のスプールを選べます。フィンの内側にあるシェルには「単色」のスプールを使い、プリセットではこれを白にしているので、光は白いままです。スタジオは、専用の色にしたロゴも含めてランプに必要なスプールの本数を数え、AMS 1台に入る4本を超えると知らせてくれます。

オーガニックのスタイルを選んだ「カラー」のステップ。葉にちなんだプリセットと2色のプリセットが並び、「モンステラ」のプリセットにした緑と白のグロースランプが表示されている。
オーガニックのプリセット。「モンステラ」を選んでいます。

ストライプとオーガニックはマルチカラープリントです。プリント中にフィラメントを切り替えるので、AMSを備えたプリンターのように、フィラメントを自動で切り替えられるプリンターが必要です。オーガニックはどのレイヤーにもすべての色が必要なため、プリンターはストライプのときより頻繁にフィラメントを切り替えます。そのぶんプリントは遅くなり、パージも増えます。

PLA ベーシックとPLA 半透明は、1つのランプで組み合わせられます。PETGはPLAとよく接着しないため、PETGのランプは全体をPETG 半透明でプリントします。

葉の​模様は​どんな​仕組みなのか?

オーガニックでは、5種類ある葉の模様のどれかで、フィンをベースカラーとアクセントカラーに塗り分けます。その見た目は、いくつかの設定で決まります。

「葉脈」から「中斑」「縞斑」「ぼかし」「ドット」へ。最後に「葉脈」に戻り、「スケール」を大きくして「潮」を加えます。
  • 潮:アクセントカラーが足元から波打つ線まで上がります。
  • 縁取り:すべてのフィンの縁に沿ってアクセントカラーを入れます。内側の境目は、葉の縁のように波打ちます。
  • 模様:次の中から選びます。「葉脈」は、イチョウの葉のように、シェルから扇状に広がり、縁に向かって二股に分かれます。「中斑」は、カラジウムの葉の中心のように、シェルのまわりの色がフィンに沿って尖りながら外へ伸びます。「縞斑」は、斑入りの葉のように、シェルから縁まで縞が走ります。「ぼかし」は、レタスの葉の赤い縁のように、縁に沿った色が内側へ薄れながら細かく途切れていきます。「ドット」は、3つのサイズの丸いドットです。
  • なし、少なめ、多め:模様をどれだけ入れるかを選びます。
  • スケール:模様を最大250%まで大きくします。
淡いピンクに緑の縁、マゼンタの模様を入れた、同じグロースランプのレンダリング5点。葉脈、中斑、縞斑、ぼかし、ドット。
葉の模様。左上から「葉脈」「中斑」「縞斑」「ぼかし」「ドット」。

グロースランプに​ペイントするには?

「ペイント」のステップでは、ブラシのストローク、塗りつぶしたフィン、画像を使って、フィンに4色まで手描きでペイントできます。

上から「縁」のブラシでひと塗りすると、上部をぐるりと囲むフィンの縁がマゼンタになります。

ツール

  • 「ブラシ」は、ドラッグしたところを塗ります。「色」「模様」「ブラシのサイズ」を選びます。サイズは6mmから40mmまでで、キーボードでは−キーと+キーで変えられます。
  • 「塗り潰し」は、フィン1枚まるごと、またはシェルを塗ります。フィンをクリックするとそのフィンを、いくつものフィンの上をドラッグするとそれぞれのフィンを塗りつぶします。
  • 「画像」は、画像や形をランプにのせます。自分の画像を選ぶか、「オウムガイ」「イチョウ」「蝶」「クラゲ」「マンダラ」「雪の結晶」「シダ」「蓮」の8つの形から1つを選びます。ランプの上でドラッグして動かし、「画像のサイズ」と「回転」を決めたら、「配置」を押します。
  • 「消しゴム」は、塗った色を消します。塗りつぶしたフィンをクリックすると、その塗りつぶしも消えます。「元に戻す」「やり直す」「すべて消す」は、ツールのすぐ下にあります。

模様と色

ブラシは「ベタ塗り」のほかに、「ドット」「すじ」「迷路」「網目」「リング」「縁」「スプレー」で塗ることができ、それぞれ「小」「中」「大」の3つのサイズがあります。「リング」と「縁」はフィンの縁に沿って入り、「スプレー」はストロークの端に向かってまばらになる細かな斑点です。色の列にはランプの上で映えるスプールが候補として並び、プラスボタンを押すとすべてのスプールが表示されます。

白いグロースランプと、その横に並ぶ「ペイント」のステップのツール。ランプの上部では、フィンの縁がぐるりとマゼンタに塗られている。
「縁」のブラシで、上部のフィンの縁をぐるりとマゼンタに塗ったところ。

ペイントはフィンについたままです。フィンが育ったり、ねじれたり、スカルプトされたりしても、一緒に動きます。フィンは薄いので、ペイントは両面から見えます。1つのランプに使える塗りの色は4色までで、それぞれどの模様・サイズでも使え、スタイルは全部で16種類まで、画像は3つまでです。

ペイントしたランプは、オーガニックと同じようにプリントされます。プリンターがより頻繁にフィラメントを切り替えるので、時間がかかり、パージも増えます。

表示の​動かし方と、​全画面表示の​使い方は?

ドラッグでランプを回転、右ドラッグで移動、スクロールでズームします。もっと広く使いたいときは、全画面表示のボタンを押します。

表示を回転、ズーム、移動し、最後に「ランプを中央に戻す」を押します。
  • 回転:ランプをドラッグします。
  • 移動:右ドラッグするか、Shiftキーを押しながらドラッグします。
  • ズーム:スクロールするか、3Dビューのズームボタンを使います。
  • スマートフォンやタブレット:1本指でドラッグすると回転、2本指でドラッグすると移動、ピンチでズームします。

4つの矢印のボタンを押すと、これらの操作が表示されます。その中の「ランプを中央に戻す」ボタンで、ランプが中央に戻ります。

「表示の動かし方」のカードを開いたスタジオ。「回転:ドラッグ」「移動:右ドラッグ、または Shift + ドラッグ」「ズーム:スクロール」と、「ランプを中央に戻す」が表示されている。
4つの矢印のボタンで、回転・移動・ズームのしかたを確認できます。

全画面表示

4つの矢印のボタンの下にある全画面表示のボタンを押すと、スタジオが画面いっぱいに広がります。全画面表示を終了するには、もう一度このボタンを押すか、Escキーを押します。

グロースランプを表示したまま、ウィンドウいっぱいに広がったスタジオ。3Dビューの横に「全画面表示を終了」ボタンがある。
全画面表示。同じボタンで終了できます。

グロースランプを​保存するには?

「保存」を押してランプに名前を付けます。あとで「マイランプ」から開き直せます。

アカウントがない場合、ランプはこのブラウザにのみ保存されます。ログインするとアカウントに保存されるようになり、ブラウザに保存していたランプもアカウントに移ります。

名前が「グロース」の「このランプを保存」の画面。「このブラウザにのみ保存されています。」「ログインしてアカウントに保存する」という案内が表示されている。
ランプを保存しているところ。ログインしていれば、アカウントに保存されます。

グロースランプを​ダウンロードすると​何が​手に入るのか?

Bambu StudioやOrcaSlicerですぐにプリントできる3MFプロジェクト、プリントと組み立ての手順書、使うフィラメントの一覧、ライセンスをまとめた1つのフォルダです。希望すれば、STLファイルも含められます。

ダウンロード画面:ノズル、プリントベッド、そしてプリンターがグレー表示になる理由。
  1. パネル下部の「ダウンロード」を押します。
  2. ノズルを確認します。グロースランプは0.4mmノズル用に作られているので、0.4mmが選ばれています。
  3. お使いのプリンターのベッドを、A1 mini(180×180mm)、A1(256×256mm)、P1S・X1(256×256mm)、A2L(330×320mm)、H2D・H2S・H2C(330×320mm)から選びます。ランプが収まらないプリンターはグレー表示になり、押すと理由が表示されます。
  4. Bambu StudioやOrcaSlicer以外のスライサーを使う場合(たとえば、ほかのメーカーのプリンターを使う場合)は、「STLファイルも含める」をオンにします。
  5. 「ダウンロード」を押します。ダウンロードすると、このランプのライセンスに同意したことになります。ファイルの共有や販売は、いかなる場合も認められません。
「Leora グロース.3mf」のダウンロード画面。ノズルは0.4mm、プリントベッドはA1 mini、A1、P1S・X1、A2L、H2D・H2S・H2Cで、STLのスイッチもある。
ダウンロード画面。

ダウンロード画面には、ランプがシェルの内側にサポートを付けてプリントされるかどうかと、「オーバーハング」のステップで「持ち上げ」をいっぱいまで上げればサポートなしでプリントできることも表示されます。

フォルダの中身は次のとおりです。

  • ランプの3MFファイル:Bambu StudioとOrcaSlicer用のプロジェクトです。プレート1がランプ、プレート2がLEDハウジングで、Bambu Labのプリンター、プロセス、フィラメントのプリセットが設定され、色も割り当て済みです。
  • グロースランプのプリントと組み立ての手順書(PDF)。
  • フィラメント一覧.txt:ランプに使うフィラメントを、プロジェクトと同じ番号で並べた一覧。
  • ライセンス.pdf:ダウンロード時に同意したライセンス。
  • 「ほかのスライサー用 (STL)」フォルダ:STLファイルを含めた場合は、ランプとLEDハウジングのSTLファイルが入っています。STLファイルには色の情報は含まれません。

A1 miniでは、単色のグロースランプを高さ180mmまでプリントできます。2色以上のランプは横にプライムタワーを置くスペースが必要なので、256mm以上のベッドが必要です。

グロースランプの​プリントに​必要なものは?

0.4mmノズルの3Dプリンター、PLAまたはPETGのフィラメント、ビルドプレート用ののり、Bambu LabのLEDキットです。

  • ベッドが180×180mm以上の3Dプリンター。ダウンロードには、Bambu Labの180×180mm・256×256mm・330×320mmベッド向けのすぐに使えるプロジェクトと、ほかのどのプリンターでも使えるSTLファイルが含まれます。
  • 0.4mmノズル。
  • ランプの色に合わせたPLAまたはPETGのフィラメント。スタジオの色はすべてBambu Labのスプールです。ほかのメーカーのフィラメントも使えますが、プリントの品質、はめ合い、光の透け方が変わることがあります。Leoraの手順書では、PLA ベーシックのジェードホワイトをおすすめしています。
  • 2色以上使う場合(オーガニック、ストライプ、ペイント、または専用の色にしたロゴ)は、AMSを備えたプリンターのように、フィラメントを自動で切り替えられるプリンターと、3MFプロジェクト(STLファイルには色の情報が含まれないため)。
  • Bambu LabのLEDランプキット001(「Bambuのランプキット」とも呼ばれます)と、認証済みの5V USB電源アダプター、またはUSBポート。
  • ビルドプレート用のスティックのり。

自分だけの​グロースランプを​デザインするには?

スタジオを開いて、「グロース」を選びましょう。

スタジオでのデザインは無料です。グロースランプのダウンロードは、PlusプランとProプランに含まれます。Plusは個人利用向けに年間100回、Proは年間1,000回のカスタマイズを含み、Proにはランプを世界中でプリントして販売できる商用ライセンスも付きます。

スタジオでは、コーラルランプとブルームランプもデザインできます。3Dプリンターでコーラルランプを作る方法と、ブルームランプがほぼサポートなしでプリントできる仕組みをご覧ください。

グロースランプに​ついて​よくある​質問

3Dプリンターでランプを自作するには、どうすればいいですか?

ブラウザで動くスタジオでランプシェードをデザインし、3MFプロジェクトまたはSTLファイルとしてダウンロードします。お手持ちの3Dプリンターで、ランプシェードとLEDハウジングを0.4mmノズルでプリントしたら、Bambu LabのLEDランプキット001をハウジングに取り付けます。このガイドでは、グロースランプでの各手順を紹介しています。

グロースランプの大きさはどれくらいですか?

スタジオを開いたときは、直径約169mm、高さ約159mmで、フィンは28枚です。「高さ」で191mmまで高くでき、「密度」でフィンを16枚から52枚まで設定できます。

3Dプリンターで作るランプシェードは、どれくらいの厚みにすればいいですか?

グロースランプのフィンは厚さ1.2mmで、0.4mmノズルの線3本分です。そのため、光がフィンを透けて通ります。「厚み」は2.4mmまで上げられ、フィンはより硬くなりますが、通す光は少なくなります。

グロースランプは何から着想を得たのですか?

自然から着想を得ています。一部の葉や花びらは、縁が中央より速く育つため、波打ったり巻いたりします。たとえばユリの花びらは、花が開くにつれて縁にしわが寄ります。「育ててみよう」は、これをフィンでシミュレーションします。フィンの縁は中央より速く育ち、0か月目の平らな状態から、12か月目には育ちきります。

グロースランプにはサポートが必要ですか?

必要なのはごくわずかです。スタジオの初期値である「限界」20°では、フィンにサポートは要らず、「持ち上げ」を100%にすれば、シェルの内側もサポートなしでプリントできます。外側では、スライサーがフィンの最も低い縁の下に小さなサポートをいくつか追加することがあるため、プロジェクトではサポートをツリーサポートとしてオンのままにしてあります。

グロースランプに自分のロゴを入れられますか?

入れられます。「形」のステップで「ロゴを追加」をオンにし、ロゴをアップロードします。背景が透明なPNGが最適です。ロゴはランプの頂上のフィンの上に浮き出た形でプリントされます。幅は12mmから30mmまでで、ランプと同じ色か、ロゴ専用のスプールでプリントできます。

グロースランプはどのノズルでプリントしますか?

0.4mmノズルで、レイヤー高さは0.2mmです。プロジェクトはこのノズル向けに設定されています。

グロースランプはBambu Lab A1 miniでプリントできますか?

単色で、高さ180mmまでならできます。ダウンロード時に、A1 miniの180×180mmのベッドを選んでください。2色以上のランプはプライムタワーを置くスペースが必要なので、256mm以上のベッドが必要です。

グロースランプにはどのフィラメントを使えばいいですか?

PLAまたはPETGです。スタジオの色はすべてBambu Labのスプールで、PLA ベーシックとPLA 半透明は1つのランプで組み合わせられますが、PETG 半透明はPLAとは組み合わせられません。Leoraの手順書では、PLA ベーシックのジェードホワイトをおすすめしています。ほかのメーカーのフィラメントも使えますが、プリントの品質、はめ合い、光の透け方が変わることがあります。

グロースランプのプリントにAMSは必要ですか?

必要なのは2色以上を使う場合だけです。オーガニック、ストライプ、ペイント、または専用の色にしたロゴがこれにあたります。その場合は、AMSを備えたプリンターのように、フィラメントを自動で切り替えられるプリンターが必要です。単色のランプなら、どのプリンターでも1本のスプールでプリントできます。

グロースランプにはどんなライトを使いますか?

Bambu LabのLEDランプキット001です。直径59mm、5V・3Wの電球色LEDモジュールで、1.5mのUSBケーブルが付いています。グロースランプは、このキット用に作られたランプシェードです。Leoraのランプデザインの旧バージョンでは、Creative CablesのPosaluceベースを使用しています。また、Creative CablesのSnakeBisコードセットでランプを使えるオプションも、近日提供予定です。

Bambu LabのLEDランプキット001に合うランプシェードはどれですか?

スタジオのランプは、グロースランプも含めてすべて、このキット用に作られています。どのランプも、キットのモジュールを収めるLEDハウジングと一緒にプリントし、ハウジングはランプの足元にロックして取り付けます。

グロースランプは、STLファイルや3MFファイルでダウンロードできますか?

できます。ダウンロードされるのは、Bambu StudioとOrcaSlicer用の3MFプロジェクトです。ほかのスライサーの場合は、ダウンロード時に「STLファイルも含める」をオンにして、プリント手順書の設定をスライサーに反映してください。STLファイルには色の情報は含まれません。

A2LにはどのバージョンのBambu Studioが必要ですか?

Bambu Studio 2.7.1以降です。それより古いバージョンはA2Lに対応していないため、別の設定でプロジェクトを開いてしまいます。

グロースランプは無料ですか?プリントしたランプを販売できますか?

スタジオでのデザインは無料です。ダウンロードは、PlusプランとProプランに含まれます。プリントしたランプを販売するには、商用ライセンスを含むProが必要です。ファイルそのものの共有や販売は、いかなる場合も認められません。

出典

  1. Bambu Lab Wiki, Support (the support threshold angle)
  2. Bambu Lab Store, LED Lamp Kit 001 (the kit's size, power and cable)
  3. Bambu Studio, 2.7.1 release notes (the first Bambu Studio that knows the A2L)

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