Leoraのロゴ

デューンランプ:​風と砂が​形づくる、​彫刻のような​3Dプリントランプ

デューンは、砂の肌をまとう光の球です。そのまわりを風紋が蛇行しては折り返します。あるいは、表面に砂漠が広がり、風が年月をかけて砂丘を形づくります。スタジオで模様を選び、風を決めて、砂が動いていくさまを見守ったら、お手持ちの3Dプリンターでランプをプリントします。このガイドでは、デューンの成り立ち、自分だけのデューンをデザインする方法、プリントに必要なものを紹介します。

2026年10月30日公開13分で読めます

灯りをつけた、3Dプリント製のデューンランプ。風紋の刻まれた表面が、グレーの背景の前で暖かく輝いている。
内側から灯る、「風紋」のデューンランプ。

デューンランプ​とは?

Leoraによる彫刻のようなテーブルランプ。波打つ表面をもつ光の球で、ブラウザでデザインして、お手持ちの3Dプリンターでプリントします。

スタジオでは、デューンの表面は2通りの方法のどちらかで育ちます。「風紋」は球のまわりを蛇行し、ヘアピンのように折り返し、頂上と足元の近くでは放射状の筋になります。「砂丘」は砂漠から生まれます。砂は風に乗って跳ね、斜面が急になりすぎたところでは滑り落ち、寄り集まって砂丘になります。スタジオはその砂丘を、地球儀に地図を貼るように、ランプのまわりに配置します。

スタジオを開いたときのデューンは、直径169mm、高さ152mmです。波打つシェルと足元は一体でプリントされ、足元はシェルの内側に隠れます。別パーツのLEDハウジングは、この足元にロックして取り付けます。Bambu LabのLEDランプキット001で灯すと、球全体が輝き、風紋がその上に光と影の線を描きます。

「風紋」と​「砂丘」​とは?

このランプの2つの模様です。「風紋」は球のまわりを蛇行する帯、「砂丘」は風が育てる砂漠です。

「風紋」、続いて「砂丘」。このランプの2つの模様です。

「風紋」では、ランプの頂上から足元までに並ぶ帯の数と深さ、どれだけ蛇行して折り返すか、蛇行の大きさ、そしてランプのまわりにどこまでねじれるかを決めます。続く「流れ」のステップでは、ランプを囲む輪から、らせん、頂上から足元へ走る線まで、風紋の向きを設定し、風紋1本1本の形を「丘」「波」「尾根」「段丘」から選びます。

「砂丘」は、ランプの上に砂漠を育てます。一方向の風は三日月形の砂丘か、風向きに直交する尾根を作り、二方向の風はそのあいだに長い尾根を、四方からの風は星形の砂丘を作ります。「砂」は砂の量を、「高さ」は砂丘が達する最大の高さを決めます。「時間」は、ならしたばかりの平らな砂から100年後まで砂漠の年月を進め、そのあいだに細かな風紋が砂丘の上を横切っていきます。

一方向の風から二方向の風に変えると、砂漠がもう一度育ちます。

デューンランプの​特徴は?

育っていく表面、お使いのプリンターですぐにプリントできるプロジェクト、そしてデザインの一部になる光です。

デューンの表面がどう育つかを決め、ブラシで手を加え、色を選びながら、そのすべての変化をプリントする前に3Dで確かめられます。

  • 自分だけのフォルム。「シャッフル」は同じ設定のまま新しい模様を作り、ブラシのストロークはすべてランプに残るので、プリントするデューンを自分だけのものにできます。
  • 動く砂漠。「砂丘」では、年月が過ぎるにつれて画面上で砂が動き、砂丘が気に入った姿になったところで止められます。
  • 薄い壁を透かす光。スタジオを開いたときの壁の厚みは1.2mmなので、球全体が輝き、風紋が影の筋を描きます。
  • すぐにプリントできる。ダウンロードされるのは、設定、サポート、プレート、色までそろったBambu StudioとOrcaSlicer用の3MFプロジェクトです。ほかのスライサー用のSTLファイルと、3Dプリント手順書も付いています。
  • きれいにプリントできる設計。「持ち上げ」はサポートが少なくて済むようにランプの形を整え、最大にすれば、サポートはほとんど要りません。
  • スタジオのすべてのランプ。Plusプランには、スタジオのすべてのランプと、3Dアセットライブラリのすべての3Dモデルが含まれます。
  • ずっと手元に。ダウンロードしたランプは、その後も個人利用のためにプリントできます。

Leoraは、アイントホーフェンで開かれたDutch Design Week 2025と、Venice Design Week 2026のLight Selectionで、ランプを展示しました。

デューンランプを​デザインするには?

スタジオを開いて「デューン」を選び、「模様」「流れ」「形」「描く」「オーバーハング」「カラー」のステップを順に進めます。「流れ」は「風紋」専用のステップです。

  1. 「模様」では、「風紋」か「砂丘」を選びます。「風紋」には「風紋の数」「深さ」「蛇行」「スケール」「ねじり」があり、「砂丘」には「風」「風向き」「風の角度」「砂」「高さ」「細かな風紋」「時間」があります。
  2. 「流れ」では、「風紋」の「向き」「断面」「傾き」「粗さ」と、模様を少しずつ進める「変化」を設定します。
  3. 「形」では、ランプの「サイズ」を直径150mmから200mmまで、「厚み」を1.2mmから2.4mmまで決めます。壁が厚いほど丈夫になり、通す光は少なくなります。「ロゴを追加」では、ランプの頂上に自分のロゴを浮き出させられます。
  4. 「描く」では、ブラシで表面の形を変えます。「かき混ぜる」は砂を指でなぞるように風紋を引っぱり、「ならす」は蛇行をまっすぐにし、「うず巻き」はブラシのまわりに風紋を巻き込み、「盛り上げる」は風紋を高く、または平らにします。ほかのステップを変えても、ストロークは残ります。
  5. 「オーバーハング」では、サポートが必要になる部分を赤で示し、スライサーのサポート角度(「限界」)と、サポートが少なくて済むようにランプの形を整える「持ち上げ」を設定します。
  6. 「カラー」では、素材とスタイル、その色を選びます。スタイルは「地層」「稜線」「ストライプ」「単色」です。

準備ができたら、ダウンロードします。お使いのプリンターのベッドを選び、必要ならSTLファイルも含めます。

デューンランプは​多色で​プリントできるのか?

できます。カラーのスタイルは、それぞれにプリセットが用意された「地層」「稜線」「ストライプ」と、「単色」です。

単色から、多色のスタイルへ。

「地層」は、ランプの頂上まで、風紋ごとに順番に次の色をつけます。「砂丘」では、砂の帯のように、高さに応じて色が層をなします。「稜線」は、すべての風紋の頂に2色目をつけます。「ストライプ」はランプの下から上へ色の帯を重ね、プリンターは色の境目ごとに1回スプールを替えます。プリセットには、「地層」の「峡谷」「メノウ」「残り火」、「稜線」の「砂漠」「金彩」「雪原」、「ストライプ」の「土星」「日食」「黄昏」などがあります。スタジオを開くと、ランプは「単色」になっています。

「地層」と「稜線」は各層で何度も色を切り替えるため、ノズルが1つのプリンターではプリントに時間がかかり、フィラメントも多く使います。「ストライプ」は帯が始まるところでしか色を切り替えず、「単色」はどのプリンターでも1本のスプールでプリントできます。Bambu LabのH2Cのように、色ごとに専用のノズルやツールヘッドを持つプリンターなら、色の切り替えは数秒で済みます。4色までのランプなら、AMS 1台に収まります。

デューンランプに​サポートは​必要なのか?

ごくわずかです。「持ち上げ」を強めると、頂上は丸いまま内側がそれだけでプリントできる形になり、オーバーハングになるところでは風紋がなだらかになるため、サポートはほとんど要らなくなります。

「オーバーハング」のステップでは、スライサーのサポート角度でサポートが必要になる部分が赤く表示され、それがランプのどれだけにあたるかもわかります。スタジオを開いたときのランプは「持ち上げ」75%、「限界」20°で、サポートが必要なのはランプの2.5%です。「持ち上げ」を最大まで上げると、スタジオに表示されるサポートはほぼなくなり、その角度ではBambu Studioもサポートを生成しません。

プロジェクトでは、「限界」の角度でツリーサポートがオンになっています。

デューンランプは​どんな​光り方を​するのか?

暖かく、むらのない光です。LEDの光が球全体の薄い壁を透かして輝き、風紋がその上に光と影の線を描きます。

デューンは、Bambu LabのLEDランプキット001用に作られています。1.5mのUSBケーブルが付いた5V・3Wの電球色LEDモジュールで、5V USB電源アダプターにつないで使います。LEDは足元にあるランプ専用のハウジングに収まり、ケーブルは壁の小さなトンネルを通って外へ出ます。

Leoraがデザインしたランプの旧バージョンでは、Creative CablesのPosaluceベースを使用しています。また、Creative CablesのSnakeBisコードセットでランプを使えるオプションも、近日提供予定です。

「形」のステップで壁を厚くすると、透ける光は少なくなります。明るい色や半透明の素材は、光をいちばんよく通します。

デューンランプを​作るのに​かかる​費用は?

3Dプリンターをお持ちなら、必要なのはPlusまたはProのプラン、約200gの素材、Bambu LabのLEDランプキットです。デザインは無料です。

  • スタジオでのデザイン

    費用
    無料
  • ダウンロード

    費用
    個人利用向けのPlusプラン(年額$99)、または商用ライセンス付きのPro(年額$299)。どちらにもスタジオのすべてのランプが含まれます。
  • 素材

    費用
    スタジオを開いたときのランプを単色で、サポートとLEDハウジングを含めて約200g(1kgのスプールの約5分の1)
  • ライト

    費用
    Bambu LabのLEDランプキット001と5V USB電源アダプター

プランの価格は、2026年10月30日時点の米ドル建ての通常価格です。素材の量は、ダウンロードしたプロジェクトをもとにしたBambu Studioの見積もりです。

デューンランプを​プリントできる​3Dプリンターは?

0.4mmノズルを備え、ランプ(スタジオを開いたときは169×169×152mm)が収まる大きさのベッドがあるFDMプリンターなら、どれでもプリントできます。ダウンロードには、Bambu LabのA1 mini、A1、P1S、X1、A2L、H2シリーズ向けのすぐに使えるプロジェクトと、ほかのどのプリンターでも使えるSTLファイルが含まれます。

  • Bambu Lab A1 mini(180×180mm):単色で、「サイズ」179までならプリントできます。2色以上の場合は、より大きなベッドが必要です。
  • Bambu Lab A1、P1S、X1シリーズ(256×256mm)。
  • Bambu Lab A2L(330×320mm):Bambu Studio 2.7.1以降が必要です。
  • Bambu Lab H2D、H2S、H2C:H2D用に作られた1つのプロジェクトでプリントできます。
  • そのほかのFDMプリンター:STLファイルと、下の表の設定を使います。色の情報は3MFプロジェクトに含まれます。

3MFプロジェクトはBambu Studio用に作られていて、OrcaSlicerでも開けます。

デューンランプを​作るのに​必要なものは?

0.4mmノズルの3Dプリンター、お好みの素材、そしてBambu LabのLEDランプキットと5V USB電源アダプターです。

  • 0.4mmノズルを備え、ランプ(スタジオを開いたときは169×169×152mm)が収まる大きさのベッドがある3Dプリンター。
  • ランプの色に合わせた素材:スタジオを開いたときのランプで約200g。スタジオの色はすべてBambu Labのスプールです。ほかのメーカーや素材も使えますが、プリントの品質、はめ合い、光の透け方が変わることがあります。
  • 2色以上にする場合:AMSや複数のツールヘッドを備えたプリンターのように、フィラメントやツールを自動で切り替えられるプリンターと、色の情報が入った3MFプロジェクト。
  • Bambu LabのLEDランプキット001と、認証済みの5V USB電源アダプター。

プリントした​デューンランプは​販売できるのか?

Proプランの商用ライセンスがあれば、販売できます。

Pro(年額$299)には、ランプを世界中で3Dプリントして販売できるライセンスが含まれます。さらに、高解像度の製品写真、CE認証済みのランプ部品の割引、優先カスタマーサポートも付いています。

何から​始めれば​いいのか?

まずはスタジオから。デザインは無料です。スタジオを開いて「デューン」を選び、自分だけのランプに仕上げましょう。

お支払いの前に、ランプをあらゆる角度から眺めて、大きさや、どれだけサポートが必要かを確かめられます。デューンのダウンロードは、PlusとProのプランに含まれます。Leoraがデザインしたランプをまず1つプリントしてみたいなら、スターターランプを無料でダウンロードできます。

スタジオでは、ほかのランプもデザインできます。グラビティランプの紹介や、コーラルランプとグロースランプの作り方もご覧ください。

デューンランプに​ついて​よくある​質問

デューンランプは作る価値がありますか?

3Dプリンターをお持ちで、本格的なデザインのランプを求める方には、作る価値があります。デューンはLeoraによる彫刻のようなランプで、スタジオを使って自分でデザインし、お手持ちの3Dプリンターでプリントします。表面には風紋か、風が形づくる砂丘が育ち、すべての設定がそろった、すぐにプリントできるプロジェクトとしてダウンロードできます。デザインは無料で、ダウンロードはPlusプランに含まれます。年額$99で、スタジオのすべてのランプが対象です。

「風紋」と「砂丘」の違いは何ですか?

「風紋」は、ランプのまわりを蛇行しながら折り返す帯で、その向きと断面は「流れ」のステップで決めます。「砂丘」は、風と砂のシミュレーションによって育ちます。風に応じて三日月形の砂丘、尾根、星形の砂丘ができ、その上を細かな風紋が走ります。

デューンランプの大きさはどれくらいですか?

スタジオを開いたときのランプは169×169×152mmです。「形」のステップの「サイズ」で、直径150mmから200mmまで設定できます。

デューンランプのプリントには何時間かかりますか?

0.4mmノズルの場合、Bambu StudioによるBambu Lab A1での見積もりでは、スタジオを開いたときのランプで約22時間、LEDハウジングでさらに約1時間です。「砂丘」の場合は約14時間です。

デューンランプには、素材をどれくらい使いますか?

スタジオを開いたときのランプを単色でプリントすると約200gで、内訳はサポートを含めたランプが約180g、LEDハウジングが約20gです。

デューンランプにはどんなライトを使いますか?

Bambu LabのLEDランプキット001です。USBケーブル付きの5V・3Wの電球色LEDモジュールで、足元にあるランプ専用のハウジングに収まり、球全体を通して、暖かくむらのない光を放ちます。

デューンランプのダウンロードには、どのプランが必要ですか?

Plus(年額$99)またはPro(年額$299)です。どちらにもスタジオのすべてのランプが含まれます。スタジオでのデザインは無料です。

デューンランプはBambu Lab A1 miniでプリントできますか?

単色で、「サイズ」179までならできます。ダウンロード時に、A1 miniの180×180mmのベッドを選んでください。2色以上にするなら、より大きなベッドのプリンターをお選びください。

デューンランプにはサポートが必要ですか?

必要なのはごくわずかです。スタジオを開いたときのランプでは、「限界」20°でサポートが必要なのはランプの2.5%で、「持ち上げ」を最大まで上げれば、ほとんど要らなくなります。

デューンランプは多色でプリントできますか?

できます。カラーのスタイルは「地層」「稜線」「ストライプ」「単色」から選べます。2色以上にするには、AMSを備えたプリンターのように、フィラメントやツールを自動で切り替えられるプリンターと、3MFプロジェクトが必要です。

デューンランプに自分のロゴを入れられますか?

入れられます。「形」のステップの「ロゴを追加」で、ランプの頂上に自分のロゴを浮き出させられます。幅は24mmから50mmまでで、ランプと同じ色か、ロゴ専用の色でプリントできます。背景が透明なPNGが最適です。

デューンランプは、STLファイルや3MFファイルでダウンロードできますか?

できます。ダウンロードされるのは、Bambu StudioとOrcaSlicer用の3MFプロジェクトです。ほかのスライサーの場合は、ダウンロード時に「STLファイルも含める」をオンにして、このガイドから主な設定を移してください。色の情報は3MFプロジェクトに含まれます。

プリントしたデューンランプを販売できますか?

Proプランの商用ライセンスがあれば、販売できます。Plusは個人利用向けです。

プランが終了しても、ランプは手元に残りますか?

残ります。ダウンロードしたランプは、その後も個人利用のためにプリントできるので、ファイルは保存しておいてください。

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